16日は代々木果迢会今年最後の定例公演でした。
お集まりくださった皆様、ありがとうございました。
そしてこの日をもって義父は最後の舞台と決め、皆様へ感謝の意を込めてご挨拶させて頂きました。
役者というものは生涯現役と言われますが、自分の舞台人生の最期を決めるのはやはり自分自身。
「若くして引退するのは恥、これ以上年老いてから引退するのも恥。」と話していた義父。
前日に90回目の誕生日を迎え、その翌日の舞台で引退を宣言いたしました。
最期の小謡は「菊慈童」。
橋掛かりをゆっくりと歩いてゆく義父の姿を温かく見守ってくださいました皆様、本当にありがとうございました。
先月9月に初めて果迢会伺わせて頂きました。橋掛かりをこつこつ杖の音とともにゆったりとお出になりお謡をはじめられ、そのお姿に感動しました。浅見真高様の能、謡への思いを私ながらに深く感じ入りました。今月を最後になさったとFBから知り、思わず失礼かもしれませんが投稿いたしました。益々お元気でいられうことを願います。
投稿: 小澤八重子 | 2015年10月18日 (日) 07:34
小澤様
あたたかいメッセージありがとうございます。
義父にお伝え致します。
投稿: 嫁 | 2015年10月18日 (日) 09:56